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【北海道新幹線開業】概要から気になる運賃までざくっと調査してみました。
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【北海道新幹線開業】概要から気になる運賃までざくっと調査してみました。

こんにちは。鉄道ビギナーの「notte!」編集長です(​*‘ω‘ *​)

きたる3月26日(土)、いよいよ「北海道新幹線」が開業します。昨年の北陸新幹線に続き、テレビや新聞、各種メディアで鉄道界隈の話題はつきません。

今回はこの北海道新幹線の概要を、鉄道ビギナーががんばってお届けいたします! 間違いなどありましたら @ekispert_502_PR へリプライいただけると嬉しい限りです。

北海道新幹線とは

青森県青森市の「新青森駅」から、北海道札幌市の「札幌駅」間を結ぶ新幹線のことです。
「北海道新幹線開業」とひとことで言われることが多いですが、今月26日(土)に実際に開通するのは「新青森駅」から「新函館北斗駅」までの一部区間のみとなっています。

ということで、厳密には「北海道新幹線(新青森〜新函館北斗間)開業」がマル。ややこしいですね!

さて、どのあたりを走るのか、弊社にて開発中の「駅すぱあとの新しい路線図」 で見てみましょう。

「新しい路線図」のスクリーンショット「新しい路線図」 スクリーンショット

新青森駅から青函トンネルを通って津軽海峡を越え、新函館北斗駅へ。

歴史的にも繋がり深い東北と北海道が新幹線でも繋がり、観光やビジネスなど様々な分野で連携・交流がしやすくなるのではないでしょうか。また、東北と北海道が繋がることで、北海道から首都圏までも、ながーく一本で結ばれます。

おつぎは北海道新幹線の運行概要について、調べてみました!

北海道新幹線(新青森〜新函館北斗間)の運行概要

北海道・新函館北斗へ陸から楽に移動できる!

北海道新幹線では東京駅から新函館北斗駅まで最速4時間2分で移動できます。東京から新青森までは東北新幹線で、新青森から北海道新幹線に接続し、直通でそのまま新函館北斗へ走ります。早朝に東京駅を出発すれば、午前中には北海道に到着です。

また、新青森駅から新函館北斗駅へは最速1時間1分。東北から北海道への移動時間もぐんと短縮されるので、東北―北海道間の人の動きが活発になるのでは!

文字だけだとわかりづらいので、新函館北斗駅への移動時間を図示してみました(筆者が埼玉県民なので、大宮から新函館北斗への時間も調べました)。

「駅すぱあと」の経路検索結果より参考:「駅すぱあと」の経路検索結果

なお、新函館北斗駅から函館駅へは20km近く。意外と遠い……ですが、安心してください。「はこだてライナー」があります!

新函館北斗―函館間の新幹線アクセス列車「はこだてライナー」。こちらを利用すれば、新函館北斗駅から函館駅まで、最速15分で移動できます。

JR北海道・プレスリリース「平成28年3月ダイヤ改正について」

さっそく「はこだてライナー」を使った最速経路を検索してみました。
東京から函館への鉄道での最速移動時間は、4時間29分です!

「駅すぱあと for Android」のスクリーンショット「駅すぱあと for Android」 のスクリーンショット

8:20に東京駅を出発する「はやぶさ5号」に乗って12:22に新函館北斗駅へ到着、12:34に出発する「はこだてライナー」に乗って12:49に函館駅へ到着のルート。

ちょっとあわただしいですが、朝に出発して駅弁で朝ごはんをすまし、お昼は函館でラーメンやお寿司などいかがでしょうか。

また、函館といえばイカ!
函館駅西口の方にある駅二市場 には「活いか釣り堀」があります。市場から直送される活イカを自分で釣ることができるのです。その場でさばいてもらえるので、釣った活イカを新鮮なお刺身でいただくのも良いですね。

運行本数は1日合計13往復!

参考:JR北海道参考:JR北海道 新幹線 スペシャルサイト

運転本数は1日13往復ですが、東京から新函館北斗まで乗り換えなしで行けるのは10往復なのでご注意を。いずれもE5系・H5系の「はやぶさ」・「はやて」の10両編成です。

ゆとりあるおもてなし空間で心地よい鉄道旅行!

東京と新函館北斗を運ぶE5系・H5系の「はやぶさ」・「はやて」の定員数は731人。同じ10両編成のE2系(813人)と比べるとやや少ない印象ですが、それもそのはず。座席シートがゆとりある作りになっているのです! すてき!

JR北海道 新幹線 スペシャルサイト(内装)

車両1〜8号車が普通指定席(定員658人)、9号車はグリーン車(定員55人)、そして10号車は超リッチな「新幹線のファーストクラス」と呼ばれるグランクラス(定員18人)です。

特にH5系は全席に電源コンセントがあるので、ノートPCで仕事をするも、スマホでガチャを回し続けるも、3DSでひたすらハンターランクをあげるもOK。思い思いの鉄道旅をお楽しみください!

座席についての補足

H5系は全席電源コンセント付きですが、E5系は全席にない場合が多いので要注意です!
E5系でも最新の編成であれば全席電源コンセント付きなのですが、そうでない場合はグランクラス・グリーン車の全席と、普通車の一部(窓側または最前・後席)のみコンセント付きです。

ちなみにE5系はJR東日本、H5系はJR北海道が保有する車両なんだそうな。

飛行機と比べると……

安い! そして、乗り換えが少ない!

ということで、新幹線と飛行機を比較して「安さ」と「乗換回数」について東京発―函館着で調べてみました。GWなどの繁忙期では、指定席特急料金が少し増すなどありますがあしからず。

  新幹線の場合 飛行機の場合
条件 普通車指定席/大人1人/「はやぶさ」、「はこだてライナー」利用 普通席/大人1人/「ANA 553便」利用
経路 東京駅→新函館北斗駅→函館駅 東京駅→品川駅→羽田空港国内線ターミナル駅→羽田空港→函館空港→函館駅
運賃 23,010円 36,451円
運賃内訳 ・11,880円(東京→函館)
・11,130円(東京→新函館北斗の指定席特急料金)
・165円(東京→品川)
・407円(品川→羽田空港国内線ターミナル)
・35,490円(羽田空港→函館空港)
・410円(函館空港→函館駅前)

旅行にはどうしても荷物が多くなりがちです。そんな状態で、空港の長い道のりを歩いたり、何度も乗り換えたりは避けたい……また、交通費を少しでも抑えてその分美味しいものを食べまくりたい……! なんて思う、そんな方には新幹線がおすすめです(わたしです)。

おわりに

以上、北海道新幹線(新青森〜新函館北斗間)の開業についてのご紹介でした!

ちなみに「新函館北斗駅」から「札幌駅」までの開業、つまり本当の意味での「北海道新幹線開業」は2030年度末の予定です。

途方もないように思えますが、しかし、今回の新青森〜新函館北斗間の開業も、非常に長い年月を経てのこと。実は計画自体は1973(昭和48)年にありました。今から約42年前、四半世紀近くも昔のお話です。

運輸大臣(現在は国土交通大臣)が1971(昭和46)年に「建設を開始すべき新幹線鉄道の路線を定める基本計画」を定め、1973(昭和48)年に「整備計画」を決定。「整備新幹線」として、次の5路線の整備・建設が計画されました。

  • 北海道新幹線
  • 東北新幹線(盛岡市〜青森市)
  • 北陸新幹線
  • 九州新幹線(鹿児島ルート)
  • 九州新幹線(長崎ルート)

※ 東海道新幹線や山陽新幹線、上越新幹線などは整備計画以前に計画された新幹線だったので、「整備新幹線」には入りません。

計画されたはいいものの、なんやかんや紆余曲折があり、今日にいたります。そんなわけで、北海道新幹線は本当に待ちに待った開業なのでした。

現状、新函館北斗に着いてもそこからの移動がそこそこ大変なようなので、札幌につながるまでは飛行機を選択される方が多いかもしれません。

しかしながら、新幹線なら前述のとおり乗り換えが少なく、料金が安いです。また、吹雪に負けないというポイントも(飛行機は欠航や大幅な遅延の可能性ガッ……!)。ぜひ一度、チェックしてみてください!

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